日々

伝える事の難しさを改めて知る

伝えるって難しいもんですね。
この問題によくぶつかる私です。
私は感覚で生きてるタイプの人間なので、論理的に話すってのがまるで出来ないのです。
よくWSやってるな!と自分でも思います。(WSの時は準備をしっかりやってるんですよ。)

それでも、テンパるとアワアワしてしまうのですが…
ここでも伝えたい事を事前に用意していくのですが、とっさの思いがけない質問や感想に言葉が行き詰まる時があります。
あとから、もっとこう言えば良かったな…と思っても時すでに遅し。
しかも、そこが自分の思ってる一番伝えないとダメというか、ひるんじゃダメじゃん!!ってとこっだりするので、猛烈にヘコみます。

そう、私は本質を伝える事が出来ないことに悩み中。

どういう思いでこちらのお店を始められましたか?
例えば、こんな質問があったとします。

ロスをなくしたかった!これは私の中では代表的な答えなんですけど、これ以外にも実はいろんな思いがあって、ここにたどり着いたわけです。
食べ物のロスというと食品ロスにもつながっていくわけなのですが、でも食品ロスよりもまずは一生懸命作ったものを捨てるという事が本当に悲しい。

ここが本質なんです。
何かを作り出している方の中で一定数くらいはその気持ち分るよー!!って思ってくれる人もいるんじゃないでしょうか?
または、その姿を見てるパートナーだったりご家族にも、分かってくれる人もいるかもです。(いなかったもう、それはごめんなさいって事で)

食品ロスはもちろん考えないといけないことではあるのですが、豆腐を作るのに夫がかけている時間や工夫や苦労、犠牲にしてきたものもあるわけで、それは夫一人ではなく、家族である子供や私にも繋がることも多くあります。
なので、出来た豆腐には手間暇かけられた分、愛着もあり、それを廃棄というのがとても悲しい。
勿体ないはもちろんの事、私たちの時間までが無駄になったような悲しさ。
そんな想いの方が強かったりします。

先ほどの質問にここまで答える事が出来ない。
答える必要もないのかもですけど。

これに限らずそれ以外の質問にも、毎回なんか上手く答えを伝える事が出来ずに、モヤっとしながら終わる事があります。
私こんな感じで良かったのか?と。
なので、上手く伝える事が出来る人ってすごいな!と尊敬します。

先日TVの取材を受けたのですが、アナウンサーの方の淀みのない簡潔で上手な言葉のチョイスに、「この人すごいなぁ!」と尊敬。
一方私は、何言ってるか途中から訳が分からなくなる始末。なんてこった!!

用意していても、なかなか出てこない言葉たち。歳のせかしら?(最近なんでも歳のせいにしがち)
聞かれたことに自信もってちゃんと順序だててお話できたらな、と反省の日々です。

とにもかくにも悩んでても仕方がないので、自分が伝えたい事をリストアップしていく事もやってみようかと思います。
そしたら、もっとスラスラと想いが伝えられるかもしれない。

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